2018-07-11 第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
まず、本法案に関係したことでございますが、新設医科大学というものが二つつくられたわけであります。これは、本法案の趣旨にも照らしたようなことでございますが、医師の偏在や診療科の偏在を是正するために、今まで長く政府の方針として決められた、医学部を新設することはない、そういった方針を大きく転換して新設されたものであります。
まず、本法案に関係したことでございますが、新設医科大学というものが二つつくられたわけであります。これは、本法案の趣旨にも照らしたようなことでございますが、医師の偏在や診療科の偏在を是正するために、今まで長く政府の方針として決められた、医学部を新設することはない、そういった方針を大きく転換して新設されたものであります。
いいですか、医学部を、一番定員が少なかったとき、私が受験をしたときは多分そうだと思いますが、最も少なかったときから今の段階まで、新設医科大学を定員百とすると約十八校ぐらいふやした形になっているんです。 つまり、十八校医学部を新設したのと同じぐらい医学部の定員はふえているんですが、それにもかかわらず、地域格差や診療科の格差は改善されておらず、広がっていますよね。
それでは、少し、これは加藤大臣じゃなくてもいいんですが、国民のための医療を守るという前提でこの新設医科大学を機能させていかなければいけませんね、大臣。
医学部、医科大学というのは全国に約八十あるわけでありますけれども、古いヒエラルキーでいいますと、まず旧帝国大学というのがあり、その次の序列で、一九二〇年代に大学に昇格した旧六医科大、通称旧六、そして、一九四〇年代に大学に昇格した新八医科大学、通称新八、それから旧設公立医科大学、一九七〇年代以降の新設医科大学という古いヒエラルキーがございますが、群馬大学は、そのうち新八という、戦時中につくられた旧制医科大
それがその後、無医大県解消計画に伴う新設医科大学等の新しい大学の設置がございまして、当国会でも御審議いただきながら設置を進めてきたわけでございますが、今日では四年制大学は九十九校になってございます。
法案は、こうした状況を前提にして、しかも今まで別枠となっていた新設医科大学等の定員と沖縄の国の行政機関の定員を総定員の管理に一元化して、定員の最高限度を現行の五十五万六千六百八十七人から二万千八百六十五人減らした五十三万四千八百二十二人にしようというものです。
さらに、昭和四十八年には、学長を補佐する副学長や学外者の意見を反映させるための参与会の設置など新たな組織運営の仕組みを取り入れた筑波大学を創設したところでございますし、また新設医科大学等新しく設置された大学に参与を設置するというふうな措置も講じたわけでございます。さらに副学長の設置も進めておるところでございます。
今後、四年制の看護系大学が所在していない県についての整備を積極的に進めたいと考えておるところでございまして、国立大学につきましては、地域の要請、あるいはそれぞれの大学の整備状況、さらには国の財政状況等を踏まえつつ、引き続き、医療短期大学部の医学部保健学科への転換、それから新設医科大学に対する看護学科の新設等につきまして積極的に進めてまいりたいと考えているところでございます。
また、短期大学部がなかった十四のいわゆる新設医科大学につきましても、平成五年度以来、十一大学に看護学科を設置し、平成十年度には一大学に設置を行う予定としております。 なお、これとは別に、平成五年以前に保健学科等を設置しておりました大学が七大学ございます。
さらには、昭和四十八年以降の無医大県解消計画による新設医科大学・学部あるいは新構想大学までさまざまな経緯で多様な構成になっているということが、経緯的なものが一つあろうかと思います。
○説明員(遠藤純一郎君) 先ほども申し上げましたように、私ども特に今、大学を中心に、今年度は国立大学に、いわゆる新設医科大学、今まで看護婦さんを養成する機関がなかったわけでございますけれども、三大学に看護学科を設置いたしましたし、大阪大学の医療技術短期大学部看護学科があるわけでございますけれども、これにつきましても四年制の保健学科ということで推進をしておるというような状況でございます。
それから、いわゆる新設医科大学についてでございますが、現在も六百床でやっておりまして、残りにつきましては関連教育病院にお願いをいたしておるところでございます。
そして、先生御指摘のいわゆる新設医科大学につきましては、先ほどから何度も申し上げておりますように、地域の看護婦の需給状況あるいは大学の準備状況、国の行財政状況を踏まえまして、医学部に看護系学科を設置するということで対処させていただきたいというふうに思っております。
○喜多説明員 国立大学につきましては、自前の養成機関を持たない大学が十四校と申し上げましたが、いわゆる新設医科大学、昭和四十八年以降一県一医科大学ということで設置いたしましたいわゆる新設医科大学が十六校ございますが、そのうちの十四校に自前の養成機関がございません。
せめて新設の医科大学については看護婦養成施設を設置するというようなことを今進めなければいけないと思っておるんですが、たしか新設医科大学というのは十六校だと思います。この十六校ぐらいについては文部省としてきちんといつまでにどうしていくんだという具体的なめどをまず示すべきだと思います。これについての見解をまず伺いたい。 あわせて、国立の准看護婦養成施設の問題でございます。
先生御指摘の新設医科大学でございますが、いわゆる新設医科大学は十六大学ございまして、そのうち十四大学につきましては自前の看護婦の養成機関はございません。大学設置の際に、看護婦の養成確保というのは地元でやっていただくということで進めてきたところでございます。
したがって、国立大学で措置いたします場合、ただいま御指摘の新設医科大学について新たに看護婦養成の施設を考えますときには、四年制の看護婦養成機関、看護教育機関として考えていきたい、このように思っております。
○五島委員 新設医科大学の中には、その建設の段階で看護婦などの医療スタッフの養成学校をつくると地元に約束されて、その約束が全くいまだに履行されていないというところがあるわけでございます。今非常に看護婦が、例えば高知医大なんかの場合は、地元において看護婦の募集はしないという約束を医師会に対してしていた。しかし、現実はそうはならなくなって、大学が看護婦募集をするというふうな事態も起こってきた。
私どもは、国立の新設医科大学で看護婦養成を行う場合には、これは各方面からの御要望がございますが、四年制のものとして考えていきたい、このように思っております。 そういたしますと、通常の各種学校あるいは専修学校、あるいは現在国立て多く抱えております短期大学よりはさらに高度の教員を必要とするということになります。教員の確保にかなり困難な問題があるというのが一つございます。
○前畑政府委員 御案内のとおり、新設医科大学と申しますか、その当時は単年度に三校、あるいは四校の場合もありましたが、単年度に三校ずつぐらい非常な勢いでつくったわけでございます。したがって、そのときには、基本的には看護婦の養成は地元にお願いをいたしたいということで、関係の自治体の了解もとってやってまいりました。
また、看護婦の養成についても、養成機関を持たない新設医科大学があるなど、医療に取り組む文部省の姿勢はまことに恥ずかしい限りであります。一県一看護大学の推進を積極的に行うべきと考えますが、方針を明らかにされたいのであります。 第四に、病状が急性期から慢性期に移ったかどうかは、医学的に見て入院九十日が目安とされていますが、療養型病床群への移動を日数で機械的に扱うことは厳に慎むべきであります。
また、御指摘をいただきました国立の新設医科大学に看護婦養成機関を併設する問題につきましては、平成四年度は、今年度はその具体例が当たるものがありませんが、平成五年度から原則きちんとできるようにいたしたいと思っております。
なぜこういう状況になったか、いろいろ理由はあると思うわけでございますけれども、やはり無医大県解消のために新設医科大学の創設の方を重点にしなきゃならなかったというような事情、あるいは十八歳人口の急増ということに対処するために学生増募というような課題に対応しなきゃいかぬというようなことで、新規の政策対応に追われたという面があるわけでございます。
十県ないということでございまして、そのうち八県まで新設医科大学ということに着目をいたしまして整備をしていけば達成できる、こういうことでございますから、そういう展望、これを現時点の中でもう一回検討し直してそういう方向で検討したい、少なくともそのぐらいの答弁はいただけるものではないかと理解していますが、どうですか。
具体的な名前を申し上げますと、山形県、福島県、富山県、山梨県、和歌山県、島根県、香川県、佐賀県、大分県、宮崎県、このうち新設医科大学に看護婦さんの養成学校をつくると十県のうち八県までそろいます。
○遠藤(和)分科員 そこで一つ問題を提起したいのでございますが、いわゆる看護婦さんの養成施設を持たない新設医科大学というのがあるわけです。十六校ございますけれども、そのうち持っているところは二つだけでして、あと十四校というのは持っておりません。
新設医科大学に看護婦さんの養成機関すらない、この事実があるわけですから、来年度予算では幾つ幾つつくります、こういうふうな積極的な姿勢でなければ国民の皆さんは文部省を信用しませんよ、こういう姿勢で言っているのです。厚生大臣、どう思いますか。
それから、文部省に来ていただいているわけでございますが、全国の新設医科大学、十四大学あるようでございますが、ここにはいずれも看護婦さんを養成する機関がないんですね。これはおかしいのではないかと私は思います。
昭和四十八年度以降設置いたしましたいわゆる新設医科大学でございますが、これにつきましては設置の際に看護婦の養成、確保、これは地元でやっていただくということで進めてまいったところでございまして、十四の新設医科大学には、先生御指摘のとおり看護婦養成施設はございません。
○喜多説明員 新設医科大学の事務局長あるいは部課長を集めましてヒアリング等をやりました結果によりますと、大学によりましては募集人員よりも志願者が多いというところもございますが、御指摘のように非常に募集に苦労しておるというところもあるのも事実でございます。そして、医科大学に看護婦を採用されるというので、医師会の方でお困りだというような話も伺っております。
昭和四十八年度以降設置をいたしましたいわゆる新設医科大学につきましては、設置の際に、看護婦の養成、確保は地元で行っていただくということで進めてきたところでございまして、先ほど申し上げました十四の新設医科大学には自前の看護婦養成機関はございません。
○説明員(喜多祥旁君) 先ほど答弁いたしましたように、設立当初は地元で養成確保していただくということでスタートしたわけでございますが、当初はそれで格段の支障がなかったというふうに私ども承知いたしておりますが、最近におきます看護婦の不足ということを受けまして、地元の自治体等から新設医科大学にぜひ看護婦養成機関を設けてほしいという要望が寄せられておりますことは十分承知をいたしておるところでございます。
国立の十四校でございますが、昭和四十八年度以降設置をいたしましたいわゆる新設医科大学でございまして、新設医科大学を設置いたします際には看護婦の養成確保、これは地元で行っていただくということで進めてまいったわけでございまして、十四の新設医科大学には看護婦養成施設はございません。
そこで、文部省さんにお尋ねしたいのは、国立の新設医科大学でほとんど附属に看護婦さんの養成施設がないんですよね。これはまことにおかしな話だと思う。
○説明員(喜多祥旁君) 新設医科大学につきましては、設置の際に看護婦の養成確保、これは地元で行うということで進めてまいったところでございまして、十四の新設医科大学に自前の養成施設はございません。 ただ、当初それで格段の支障がなかったと承知いたしておるところでございますが。